カメラ外装のネジ
投稿者:MARK12さん

山際さん、こんばんは。
舞妓さんを撮っていたカメラマンは、やはり職業風フォトグラファーでしたか。
雑誌社関係の人かもしれませんね。
ローライなどを提げたり、構えているとカメラ好きでなくても好奇心?からか
注目する人が多いでしょうね。
ローライ等の二眼レフは、威圧感はないが、案外目立つカメラかもしれません。
今回の写真の中にもありますが、しだれ桜っていいですね。背景の古風な建物は
何でしょう?

精密小ネジの件ですが、35mmカメラにも使えそうなのがホームセンターでも
最近は売っていますか?
カメラのカバー用ネジは、首のところがテーパーになっている皿ネジって言いまし
たか、1.5mm径ほどの2〜3mm長のネジで、頭が平と丸の二種類がよく使わ
れていますね。黒ボディ用ですと、頭部塗装ネジになりますので、この場合は純正
がいいでしょうね。

ニコンF3のカバー用のネジですと、1.5mm径で2mm長位の扁平な丸頭のネジ
がファインダーカバー取り付け用で、長さ3mm長位で平頭のものがボディの上と底
カバー用のネジですね。
私の場合、ニコンのカメラのネジ類は、サービスセンターで純正を入手しています。
ストックに余裕があるネジは、大抵売ってくれます。1個当たり20〜30円って
とこです。

カメラのネジもニコンFやF2の最初期型は、マイナスネジが使われていましたが、
近年は、ほとんどがプラスネジですね。たぶん組み立て時にプラスの方がやり易い
からでしょう。自動化に向いていますからね。組み立て工は、ネジを掴んだ自動ド
ライバーを穴に当ててトリガーを引くだけだと思います。
私たちも、プラスネジを取り付けるときは、プラスドライバーにネジ頭を差し込ん
でから、ねじ込んだりしますよね。マイナスネジだとそうはいきません。
ネジも極端に小径とか短いものだとプラスネジは困難なようです。

尚、時計の機械(ムーブメント)のネジは、伝統的にマイナスネジで今日でも変わ
りません。極小ネジや頭部が薄いものが多いからでしょう。材質も鋼やステンレス
鋼で出来ていますしね。ほとんどが専用で特製のネジです。 

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