ハッセル用接写リング
投稿者:MARK12さん

うえのさん>
レンズシャッター内蔵のレンズでは機構上、最短撮影距離は長めになってしまいますね。
80mmはCレンズでも最短距離は90cmです。
近接撮影には接写リングがあると便利ですね。ハッセルではエクステンションチューブ
(ET)と呼んでいますが、現行品の新型と中古品で入手可能な旧型があります。

●旧型(Cレンズ時代のもので、Cレンズのデザインにマッチ)
・エクステンションチューブ10:10mm長で、80mmレンズに使用時の焦点範囲は
                52〜81.2cm。
・エクステンションチューブ21:21mm長で、焦点範囲40〜48.5cm。
・エクステンションチューブ55:55mm長で、焦点範囲31.9〜32.8cm。

●新型(現行品で200シリーズ等にも対応。デザインはいかにもチューブ風)
現行品の接写リングは旧型とは長さが違う4種類があります。
・エクステンションチューブ8:8mm長。データバス接点なし。200/2000
               シリーズには直接装着不可(短すぎるため)。
・エクステンションチューブ16E:16mm長で、全てのハッセルに装着可。接点付。
・エクステンションチューブ32E:32mm長で、同上。
・エクステンションチューブ56え:56mm長で、同上。

CFレンズをお持ちなら、探す手間をかけずに新品が買える現行品の方が良いかもしれ
ません。ET8〜32の定価は3万前後です。中古で1.5〜2万位でしょうか。
旧型ならET10かET21がいいでしょう。現行品ならET16でしょうか。
私がET21を使った経験では、80mmでは350mlのビール缶がどアップで撮れ
ますので花などの近接撮影にも使えると思います。150mmクラスの長焦点には21
mm位のETがあれば、かなり寄れますので一般撮影でも多用できるでしょう。
ETは連結しても使えますので、2個ほど持つつもりならET8を買っておいても損は
ないと思います。

ハッセルのようなボックス型のカメラは、左の手の平にボディを乗せて、人差し指はレ
リーズに、残りの指でボディサイドを掴みます。右手で巻き上げやレンズの距離環操作
等を行うのが標準的な使い方でしょうか。
つまり左手はカメラ保持とレリーズ専用で、右手をその他の全ての操作や保持に使いま
す。二眼レフでは左右に操作部が分散しているのでこの方法は適用できない場合が多い
と思います。ストラップで首から提げて両手で操作するのが標準でしょうか。
私が今までに二眼レフに手を出しかねている理由のひとつです。

私のハッセル500EL/Mにはアイレベルのプリズムファインダーを付けていますの
で、カメラの保持はモータードライブ付の35mm一眼レフと同じように右手で保持と
レリーズを行い、左手で操作しています。500EL/Mの底部に付いているモーター
ボックスは、私の場合には丁度良い掴み所になっています。ブラケットやピストルグリ
ップなど不要です。
500EL/Mにプリズムビューファインダー(HC−4)とゾナーC150mmF4
を付けるとかなりな重量になりますので、手持ち撮影でもブレ難いと感じています。
F2やF3を使うときも常にモードラを付けっぱなしなのもブレ抑制のマスとしての役
目が大きいです。レンズの径も大きく持ちやすいAiニッコール180mmF2.8な
どの望遠レンズなら1/30秒で撮れば、なんとかなると思ってはいますが...。

とにかくカメラ、レンズはある程度重い方がよい...??。
でも1台だけ肩に提げて気軽に出かけるときは、小さくて軽い方が良いですね。
ニコンだと小型のFEとかに35mmF2などを付けて家族と出かけています。

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