反射防止処置
投稿者:MARK12さん

こんばんは。
(↓の私のメールアドレスには誤字が入っていました。今回のが正しいです。)

山際さん>
お元気ですか? それとも忙しいですか?

うえのさん>
実は私も「愛しのハッセルブラッド」の後?に「使うハッセル」が出たので、
買い足した口です。内容が違うので2冊持っていてもいいですね。
新旧のハッセルに関して、この2冊があれば大抵の事はわかると思います。
ハッセル、ライカ、ローライなどは実機を持っていなくても本を眺めて、こん
なカメラなのかとか、いつか入手したいなどと考えるのもひとつの楽しみ方で
すね。実際に購入を検討する時には大いに役立ちます。

500C/Mを代表とするハッセルブラッドの500シリーズは、
クイックリターンミラーでないレンズシャッター式のボショッとでもいうシャッ
ター+ミラーのソフトな作動音と故障要素がほとんど無い単純な構造とシンプル
で美しい外観デザインが好きです。

フォーカルプレンの200シリーズもいいのですが、高過ぎて手が出ませんね。
それ以前の2000FC/MかFCWの安いものがあればデザインもシンプルだし、
ちょっと考えますが、フォーカルプレンにも対応のCFレンズを持っていないと
魅力半減ですね。フォーカル機は故障した時が怖いし...。
でも2000シリーズは、ハッセルのフォーカル機としてはかなり安いです。

旧型ハッセルのボディの内面反射は多いとよく言われていますね。
500C/Mや特に古い500C型などでしょうか。
ただ発売期間が長い500Cや500C/Mは、年代によって少し違うのでは
ないかという気もしています。
本格的に改善されたのは503や501シリーズ以降かもしれませんが、
500C/M前期型の2台と500EL/M後期型の1台を使った私の経験で
は、T*の80mmや150mmを使っている限り、特に内面反射の被害を実感
したことは、比較的少ないですね(気が付かないだけかもしれませんが)。
逆光など強めの光線が入ると出易いのかもしれません。昔、知り合いから借用して
使ったゾナー250mmをかなりの逆光で使ったときには、そうだったのかもしれ
ませんが、その時はレンズのせいかとも思っていました。

新品で買った500C/M前期型のミラーボックス壁面は、ふすま紙のような模
様になっていて、これが内面反射防止のパルパス紙張りとは違うのかな?と思っ
たりするのですが、時代的(78年製)に考えて違うのかもしれません。

中古で買った500EL/M後期型の補助シャッター幕の後面には反射防止用の薄
いモルト状のシートが後貼りされていました(修理業者でこの処置を施してくれる
ところがあります)。
露光時に補助シャッターが開いている時は、フィルムゲートに近い内壁の上下を各
3cm程覆ってくれることになりますね。これでも大分違うらしいです(同じ条件
で比較したことがないのでどの程度の差かはよく解りませんが)。

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