山際さん、うえのさん、こんばんは。

山際さん＞
ホースマンには６Ｘ１２ホルダーが付いているのですか！
パノラマ撮影用と言えますね。それはスゴイ。

Ｌ−５０８と言えば、入射光球とズームスポットメーターのビュー
ファインダーが付いたセコニックのズームマスターですね。
一眼レフが１台買えるくらいの高価な露出計ですね。私も興味津々
だったのですが高くて手が出ませんでした。
露出計内蔵でない中判カメラなどを使うときは、露出計代わりの
３５ｍｍＴＴＬ一眼レフを持っていかなくても、これが有れば役に
立ちます。

うえのさん＞
マミヤＭ６４５−１０００Ｓですが、おっしゃるように少し古いカ
メラです。後継機のＭ６４５スーパーが発売されてからも、暫く併
売されていましたが、１９９１年にはカタログ落ちしています。
初代のＭ６４５−５００Ｓがセミ判（６Ｘ４．５）としては世界初
の市販一眼レフとして１９７５年に発売されました。
Ｍ６４５−１０００Ｓは、翌年の７６年にグレードアップ版として
１／１０００秒のシャッター速度とセルフタイマーやプレビューレ
バーが追加されたものです。５００Ｓも８０年代末期まで併売され
ていました。

Ｍ６４５は上下走行のドラム式布幕フォーカルプレーンシャッター
で、電子制御です。シャッター後幕の保持は一般的な電磁石による
保持ではなく、後幕スタート時に保持フックをムービングコイルの
瞬間的作動で外す方式です。このために特に低速や長時間（カメラ
は８秒まで付いている）のシャッター作動時は消費電力が少ないで
す。このムービングコイル式はマミヤの特許でした。

標準レンズはレンズシャッター内蔵の７０ｍｍＦ２．８、８０ｍｍ
Ｆ２．８とＦ１．９の３本があります。

９０年当時の希望小売価格は、
・Ｍ６４５-1000S本体：￥８１，９００
・ウエストレベルファインダーＳ：￥８，０００
・プリズムファインダー：￥２５，０００
・ＡＥプリズムファインダー：￥５２，０００
・ワインダーグリップ：￥３０，０００
・マミヤセコールＣ８０ｍｍＦ２．８Ｎ：￥３５，６００（フード付）
・マミヤセコールＣ８０ｍｍＦ１．９Ｎ：￥４８，４００（フード付）
・ファインダ−スクリーンＮｏ．１〜５：各￥３，２００
です。
旧型Ｍ６４５は市場でも安めですので、レンズ以外は、格安に考えた
方がいいかもしれません。
ＡＥファインダーなら露出計が正常かですね。
どの組合せか分かりませんが、８０ｍｍとワインダー付で６０Ｋなら、
そこそこではないでしょうか。 。