山際さん、こんにちは。
Ｆ３シリーズを単体使用時には下記のいずれかのボタン型電池をボディ側の
電池室に入れておく必要がありますね（モードラＭＤ−４装着時は不要）。
・酸化銀電池SR44（公称電圧1.55V）×２個（直列）
・アルカリマンガン電池 LR44（公称1.5V）×２個（直列）
・リチウムマンガン電池CR-1/3N（公称3V）×１個

半年で電池切れということは、ＬＲタイプを使用していましたか？
（銀電池２個では高くつきますが、２倍の１年位は保てるようです）
Ｆ３は、露出計とシャッター速度制御くらいにしか電力を使っていないので
電子制御カメラとしては消費電流が小さい方だと思います。
但し、使わなくても水晶発振回路には常時電流を流していますので、電池容量
は少しずつ消費しています。これに電池の自己放電特性が加わりますね。
長期保存時は、電池のガスや液漏れ対策と長期保存性も兼ねてリチウム電池を
入れるか、電池を抜いておいた方がいいと思います。
ＬＲ電池でも末尾にＰ（でしたか？）とか書いてあるカメラ用が望ましいでしょ
うね。

私の場合、時計メンテもやっていますので銀電池は時計用のＳＲ４４Ｗ（Ｗは
大電流ウォッチ用を示す）というタイプを入れています。一般のＳＲ４４より
はガス漏れ等に強く信頼性が高いと考えています。
ＭＤ−４をＦ３に付けっぱなしの場合は、本体側の電池は関係なくなるので、
忘れてもいいようにです。
時計用の銀電池でも寿命が尽きる５年（Ｗタイプの場合。小電流用のＳＷタイ
プでも７年）も経ったりするとガス漏れ、塩吹き、最後には液漏れとなって接点
等を腐食させる恐れがあります。
クォーツ腕時計を机の中とかに保管する場合は、必ず文字板を上にして置きま
しょう。電池漏液が起こった場合の被害を最小限にするためです。